2011年11月

2011年11月23日

父の喪 御礼





平成23年11月19日、午後3:25分。

私はこの世で最愛の人二人目を亡くしました。


本日は急遽、そのご挨拶文面と変えさせていただきます。



-------------------------------------------

亡父の通夜・葬儀にご来場いただいた方々、
並びに御花・御香典を頂戴いたしました方々、
また、その間支えとなり助けて頂いた方々、
心より御礼申し上げます。

この度は、お忙しい中を、わざわざご会葬いただき、誠にありがとうございました。
父の生前中は、皆様に格別のご懇情を賜り、さぞや感謝していることと存じます。

思えば、2009年に病気の母が亡くなってからの2年半は、父と娘の二人きりの家族となり、
時には母を亡くした互いの寂しさを互いにぶつけあい口喧嘩になる時期もありましたが、
必死で励まし合って頑張ってきました。
それでも娘では埋め尽くせない独特な寂しさが相当あったと感じていました。
そんな寂しさを公園で将棋を指すお仲間達やカラオケの顔なじみのお友達の方々と共に
有意義な時間を過ごさせていただけた事で、父は随分励まされたと思います。
そういったご近所の方々、そして短い間でしたが病院の先生方をはじめ良くして頂いた看護士さん方、
親類の方々、本当に大変お世話になりありがとうございました。心より御礼申し上げます。

今は亡き母の元に亡き父を任せられる事への不思議な安堵感を感じる中でも
ゆるやかですが確実に今後の更なる精進を心に誓う私がここにいます。
長い間、本当に大事に慈しんで育ててくれた亡き両親の供養と共に、想い出を偲びながら
またいずれ逢う時に、この世でちゃんと自分の人生をしっかりと成し遂げた自分として逢える事を目標に、
日々精進して参りたいと思っています。
今後とも、故人同様のご指導・ご鞭撻を賜りますよう何卒お願い申し上げます。

これをもちまして、御礼のことばと変えさせていただきます。
ありがとうございました。

-------------------------------------------




昨晩から少しずつ冷えてきた。


物理的な寒さと精神的寒さが相まって、

例年より比較的暖かい11月といえども、

いよいよ冬の本格始動が開始される。


先月、元気に旅行に行ったばかりというのに、

その元気な様子もDVDにしっかりと残っているというのに、

8日からの検査入院から2週間後の19日、

父が突如逝ってしまった。


すい臓がんだった。


母が亡くなって正しくは2年9ヶ月もの間、

ツガイをなくして寂しそうで辛そうな父を何度も見てきた。

完全なるストレスだと推察している。


あんなに健康で、74歳まで点滴ひとつせず、入院も今回が初めて。

食欲不振、下痢気味、体重減少という症状から、

8日に内視鏡検査の予定を立てたが、

7日に嘔吐をし、急いで救急外来へ。


点滴をしたまま、予定通り内視鏡検査をしたら即入院。

私も近しい者達も、未だに信じられないが

そこから2週間後に亡くなった。


もっと信じられないのが、22日は父の誕生日。

それも、11/22(いい夫婦)の日。

殆ど絶食状態からおかゆ程度の食事摂取に変わっていたので、

誕生日くらいはほんの少しケーキを食させてもいいかと担当医師に

尋ねようと思っていたところだった。



この表現が不謹慎であればお詫びするが、

癌患者の方達がうらやましがるほど、本人はあまり痛みがなく(仰向けになると重い感じがする程度)

直前まで冗談を言って担当医師や親戚達を笑わせていた。

入院前に本当に予定していた旅行にも、当然行く気でおり

自分がよもや癌などとは全く気付いていなかった。


告知をする間もなく、手術もせず、抗がん剤投与もなく、

その分本人に辛い思いをさせずに済んだ事が何よりも救いだった。


それから熱が1度上がり、血圧が急激に下がり、容態急変。

およそ20分ほどで呼吸困難となり、眠るように逝った。


少々気難しい所はあったものの、とても優しくて楽しい父だった。

74歳にして初めての点滴、入院、胃カメラだったというように、

病気といえば風邪くらいのとても頑丈な父だった。


もっと早く私が気づいていれば…と一瞬悔いの念がよぎったが

抗がん剤投与で苦しむ事を思えば、10月には楽しく旅行も行けたし

これで良かったのか悪かったのか、私にはわからない。


置いていかれる側は、いつも寂しいものだ。

でも、前に進むしかないのだ。



…ただ、今はこうしていよう。

今頃きっと亡母に逢えたに違いない父と、そして母の供養をしていこう。


私を慈しみ、多大な愛情で精一杯育ててくれた二人の為に。


合掌。






leapers at 20:13|PerlmalinkComments(0)TrackBack(0)clip!法事 
記事検索
floq

Archives